よくあるご質問(Q&A)

注文した値段が付いているのに自分の注文が約定しないのはなぜですか?(具体的あり)

Q

注文した値段が付いているのに自分の注文が約定しないのはなぜですか?(具体的あり)

A
売買の成立については、取引所などのルールに基づく、売買を成立させる注文の順序があるためです。 注文の優先順位には「価格優先の原則」と「時間優先の原則」があり、同値の注文の場合「時間優先の原則」が適用されます。 具体的には下記の例となります。
A銘柄500円で買い注文において、時間順でAさん1,000株・Bさん2,000株Cさん1,000株と3つの注文があった場合、早く注文を発注した順に優先されますので、Aさんの注文が優先となります。 ※逆指値注文に関しては、株価が以上/以下に到達した段階で取引所などへ注文が執行され、取引所で受け付けた際に、上記の条件が適用されます。
次の条件で出した株式取引(現物・信用)の注文は、同時に受け付けたとみなされ、時間優先の原則が適用されません(同時注文)。
・前場と後場の始値が決定する時までに、受け付けた注文(後場の始値決定時は、前場に受け付けた注文も同時に受け付けたとみなされます。) ・売買停止し、その後に売買が再開した際の最初の値段を決定する時までに、受け付けた注文 ・後場立会終了時にストップ配分が行われる場合のストップ値段での注文
同時注文では、その値段に発注している証券会社ごとに注文を合計して、注文数量の多い証券会社から少ない証券会社の順番に最低売買単位ずつ割り当て、配分できなくなるまで繰り返します。
解決しましたか?