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先物取引で同一、または異なる限月の「売り」と「買い」を同時に行った場合や、日経225とTOPIXの「売り」と「買い」を同時に行った場合、どれくらいの証拠金が必要ですか?

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先物オプション取引の証拠金制度(SPAN?)では、保有する建玉全体(ポートフォリオ)から生じるリスクに応じて証拠金が計算されます。
このリスク計算の過程で、「売り」と「買い」の建玉に対するリスクの減少が見込まれる場合には、証拠金の減額が認められています。(リスク相殺)

また、このリスク計算では、売りと買いの間でのリスクだけでなく、異なる商品間のリスクなど、幅広いリスクの相殺が認められています。


(1)同一商品、かつ同一限月の「売り」と「買い」のリスク相殺
例)
<日経225先物 3月限 売り1枚 と 買い1枚 の発注>
注文時点ではどちらか一方から発注することになるため、必ず1枚分の証拠金が必要になります。
その後、この1枚分の証拠金で他方の注文についても発注が可能です。

<日経225先物 3月限 売り1枚 と 買い1枚 の建玉保有>
同一商品かつ同一限月の「売り」と「買い」の注文が約定するとリスクは相殺され、原則、証拠金0円で両建玉を保有することができます。


(2)限月間ポジションのリスク相殺
例)
<日経225先物 3月限 売り1枚 と 6月限 買い1枚 の発注>
注文時点ではどちらか一方から発注することになるため、必ず1枚分の証拠金が必要になります。
その後、この1枚分の証拠金で他方の注文についても発注が可能です。

<日経225先物 3月限 売り1枚 と 6月限 買い1枚 の建玉保有>
同一商品で限月の異なる「売り」と「買い」の注文が約定すると、「売り」と「買い」でのリスクは相殺され、限月が異なることによるリスクとして商品内スプレッド割増額分の証拠金が計算されます。
この結果、原則、1枚分の証拠金よりも少ない金額で両建玉を保有することができます。


(3)異なる商品間のリスク相殺
例)
<日経225先物 3月限 売り1枚 と TOPIX先物 3月限 買い1枚 の発注>
注文時点ではどちらか一方から発注することになるため、必ず1枚分の証拠金が必要になります。
その後、他方の注文の際にも当該商品1枚分の証拠金が必要になります。

※ 商品が異なる場合には、発注時は証拠金が相殺されないため、それぞれの証拠金の合計額が必要となります。また、商品によってはリスク相殺が認められない組み合わせもあります。


<日経225先物 3月限 売り1枚 と TOPIX先物 3月限 買い1枚 の建玉保有>
異なる商品の「売り」と「買い」の注文が約定すると一部リスクの相殺による商品間スプレッド割引額を差し引いた、原則、1枚分の証拠金よりも少ない金額で両建玉を保有することができます。


なお、先物・オプション取引サイトの「分析ツール」>「SPANシミュレーター」にて、あらかじめ注文時に必要な証拠金、および建玉として維持するために必要な証拠金のシミュレーション計算を行うことができます。

※1 保有する建玉(ポートフォリオ)によっては、これに当てはまらないケースも有ります。また、どのくらい証拠金が減少するのかも保有する建玉により異なりますのでご留意ください。

※2 上記のように両注文が約定するとリスク相殺により証拠金は減額されますが、片方の建玉が決済された後はリスク増加となりますので、再び必要証拠金合計が増加いたします。リスク相殺により維持証拠金が減額されている際に出金等を行いますと、取引状況により再度ご入金が必要になりますのでご留意ください。

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