外貨建債券・外貨建MMFを特定口座で取引した際、譲渡損益はどのように計算しますか?
Q
外貨建債券・外貨建MMFを特定口座で取引した際、譲渡損益はどのように計算しますか?
A
下記よりご確認ください。
特定口座における取得コストは、国内外の商品にかかわらず、すべて円貨ベースで算出し、譲渡益税に関しましても円貨にて徴収いたします。
※利金にかかる所得税などは、特定口座の開設の有無に関わらず受取時に徴収されています。
譲渡損益は、「譲渡価額ー取得費」により算出します。
<取得費の計算式>
①為替レートを用いて、外貨の約定金額を円換算する。
円換算約定金額={約定金額(外貨)+経過利子(外貨)}×国内約定日のTTSレート(円未満切捨て)
②円換算約定金額から、100通貨あたりの取得単価を計算する。
100通貨あたりの取得単価=円換算約定金額×100÷額面(少数点第3位切り上げ)
③100通貨あたりの取得単価から、取得費を計算する。
取得費=100通貨あたりの取得単価(円)÷100×売却額面
※円貨決済による買付の取得単価も上記計算式を用います。円貨決済用の為替適用レートと当該計算式によるTTSの差額(為替差損益)は、別途、雑所得として確定申告が必要です。
<譲渡価額の計算式>
為替レートを用いて、外貨の約定金額を円換算する。
{約定金額(外貨)+経過利子(外貨)}×国内約定日のTTBレート(円未満切捨て)
計算例をご覧になりたい方はこちらをご参照ください。
【計算例】
購入:40,000トルコリラ 経過利子なし TTSレート53.39円
売却:40,000トルコリラ 経過利子なし TTBレート27.04円
<取得費の計算式>
(1)国内約定日の為替レート(TTS)を用いて、外貨の約定金額を円換算する。
円換算約定金額=40,000トルコリラ×53.39=2,135,600円
※国内約定日の為替レート(TTS)は、買付時の「取引報告書」に記載されています。
(2)円換算約定金額から、100通貨あたりの取得単価を計算する。
100通貨あたりの取得単価=2,135,600円×100÷40,000=5,339円
(3)100通貨あたりの取得単 価から、取得費を計算する。
取得費=5,339円÷100×40,000=2,135,600円
<譲渡価額の計算式>
売却日の為替レート(TTB)を用いて、外貨の償還金額を円換算する。
40,000トルコリラ×27.04=1,081,600円
※国内約定日の為替レート(TTS)は、売却時の「取引報告書」に記載されています。
<譲渡損益の計算>
「譲渡価額ー取得費」
1,081,600円-2,135,600円=-1,054,000円
円換算に使用された為替レートが買付時から円高傾向となったため、為替変動により譲渡損が発生しています
特定口座における取得コストは、国内外の商品にかかわらず、すべて円貨ベースで算出し、譲渡益税に関しても円貨にて徴収いたします
※分配金にかかる所得税などは、特定口座の開設の有無に関わらず受取時に徴収されています。
譲渡損益は、「譲渡価額-取得費」により算出します。
なお、円換算に使用する為替レートは、決済方法により異なります。
また、下記の内容も合わせてご確認ください。
①為替レートを用いて、外貨の約定金額を円換算する。
【外貨決済の場合】円換算約定金額=約定金額(外貨)×国内約定日のTTSレート (円未満切り捨て)
【円貨決済の場合】円換算約定金額=約定金額(外貨)×国内約定日の適用レート (円未満切り捨て)
② 円換算約定金額から、一口あたりの取得単価を計算する。
一口あたりの取得単価=円換算約定金額÷数量 (小数第4位まで有効、第5位以下切り上げ)
③ 一口あたりの取得単価から、100万口あたりの取得単価を計算する。
100万口あたりの取得単価(円)=一口あたりの取得単価(円)×100万口
④100万口あたりの取得単価から、取得費を計算する。
取得費=100万口あたりの取得単価(円)÷100万口×売却数量
※米ドル建MMFの場合、1口は1セント(0.01米ドル)です。100万口あたりの取得単価は10,000米ドルの取得単価となります。
為替レートを用いて、外貨の約定金額を円換算する。
【外貨決済の場合】円換算約定金額=約定金額(外貨)×国内約定日のTTBレート (円未満切り捨て)
【円貨決済の場合】円換算約定金額=約定金額(外貨)×国内約定日の適用レート (円未満切り上げ)
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