保有株式の値段や株数が変わっているのはなぜでしょうか?
Q
保有株式の値段や株数が変わっているのはなぜでしょうか?
A
株式分割、株式併合の銘柄を権利付最終日の取引終了時点で保有している場合、権利付最終日の夕刻17時以降に株式の株数や値段が増減いたします。
権利付き最終売買日の夕刻17時頃から始値決定までの間、評価損益の計算が異なります。
現在値との計算ではなく、予想配当の金額が引かれた基準値段と取得単価の差で計算されます。
株式分割銘柄の場合(分割比率1:2、予想配当10円の例)
権利付最終売買日(終値) | ⇒ | 権利落ち日(基準値) | |
---|---|---|---|
株価(基準値) | 1,000円 | 併合/配当 | 495円 |
取得単価 | 1,000円 | 1/2に変化 | 500円 |
保有株数 | 1,000株 | 2倍に変化 | 2,000株 |
評価損益 | ±0円 | 配当分変化 | -10,000円 |
時価評価 | 1,000,000円 | 配当分変化 | 990,000円 |
株式分割銘柄の場合、権利付最終日の夕刻17時頃以降に保有株数が分割比率に応じて増加し、取得単価等が分割比率に応じて減少します。
株式併合銘柄の場合(併合比率2:1、予想配当10円の場合)
権利付最終売買日(終値) | ⇒ | 権利落ち日(基準値) | |
---|---|---|---|
株価(基準値) | 1,000円 | 併合/配当 | 1,980円 |
取得単価 | 1,000円 | 2倍に変化 | 2,000円 |
保有株数 | 1,000株 | 1/2に変化 | 500株 |
評価損益 | ±0円 | 配当分変化 | -10,000円 |
時価評価 | 1,000,000円 | 配当分変化 | 990,000円 |
株式併合銘柄の場合、権利付最終日の夕刻17時頃以降に保有株数が併合比率に応じて減少し、取得単価等が併合比率に応じて増加します。
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