FXの注文パターンについて教えてください
Q
FXの注文パターンについて教えてください
A
FXの注文パターンについては、以下のとおりとなります。
通常 | 通常の注文方法 |
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IFD | 「If Done=もし約定したら」の略で、2つの注文(新規注文とその決済注文を組み合わせた注文)を同時に出しておき、最初の新規建注文が約定したら、それに対する決済注文が自動的に発注されるというもの。 最初の新規建注文が約定しなければ後者の決済注文は、発注されません。 ※買い指値指定値段は実勢Ask(買)レートより下で出し、逆指値指定値段は上で出す。 ※売り指値指定値段は実勢Bid(売)レートより上で出し、逆指値指定値段は下で出す。 |
OCO | 「One side done, then Cancel the Other」の略で、2つの注文を組み合わせて発注し、いずれか一方の注文が約定したら、自動的にもう片方の注文が失効される注文形式です。 ※OCO注文は、新規または決済注文において、指値と逆指値注文を1セットとし、同一の取引枚数(単位数)とする注文となります。 また、注文を取消す場合は、セットとなった2つの注文(指値・逆指値)も同時に取消となります。 |
IFDOCO | IFDOCOはIFDとOCOをさらに組み合わせた注文方法です。 新規建注文が約定したらOCO注文の方法として決済注文(指値と逆指値)が有効になります。 OCO決済注文のどちらか一方の注文が約定したら、残りの注文が自動的にキャンセルされる注文方法です。 新規建注文が約定しなければ、決済注文は発注されません。「買い注文と一緒に利食い/損切りの両サイドに決済注文を出しておきたい」といった、リスクを限定する注文ができます。 ※買い指値指定値段は実勢Ask(買)レートより下で出し、逆指値指定値段は上で出す。 ※売り指値指定値段は実勢Bid(売)レートより上で出し、逆指値指定値段は下で出す。 |
トレール | トレール注文は、逆指値注文に値幅指定機能を追加する注文です。 逆指値を注文するときに値動きによって、売り逆指値価格を引き上げたり、買い逆指値価格を引き下げたりする注文です。 例えば、買建玉を保有している場合「発注以降の価格上昇で、順次更新される高値(発注時点の高値はその時点の相場※売(Bid)レート)から○○円(トレール幅)下がったら、その時点で売る」という注文です。 |
2WAY | 価格を指定せずにディーリングボードから発注する方法です。 注文時点の売値と買値を確認し、その価格で売買する注文方法です。 注文発注後にレート変動があっても、スリッページを設定していれば、その範囲内で約定を優先させます。 提示されたレートで、すぐに取引したい場合に有効な注文です。<注意事項>スリッページ幅を指定すると、下記の場合、注文が失効されます。 ※売注文:注文発注後にスリッページ幅を超えて下落した場合、注文が失効されます。※買注文:注文発注後にスリッページ幅を超えて上昇した場合、注文が失効されます。 ※2WAY注文は、ディーリングボードからのみご利用いただけます。※FIFO(ファーストイン・ファーストアウト)方式にて決済されます。 FIFO(ファーストイン・ファーストアウト)とは、「先入れ・先出し」という意味で、建玉を決済する順番を表します。 FIFO(ファーストイン・ファーストアウト)では、最も古い建玉を自動的に選択し決済を行うため、決済建玉の選択をすることができません。なお、決済注文を発注中の建玉は除きます。 |
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